タトゥー除去は、正常な皮膚にダメージを与えることなく特定の色素のみをターゲットにできるレーザー治療が第一選択となりますが、場合によっては手術が必要になります。どんな染料を使い、皮膚のどの深さまで入れているか、またタトゥーの入っている部位やその大きさ、皮膚の状態によっても方法は異なるため、医師が診断し患者様のスケジュールを考慮しながら適切な方法を選択します。
比較的小さいタトゥーや、急いで除去したい場合は、1回の手術で切除し縫い縮める方法があります。比較的大きなものや皮膚の伸縮があまりない部位には2回ないし3回に分けて、少しずつ切除することも可能です。また手術でタトゥーを出来る限り切除し、細かい部分はQスイッチレーザーで除去することもできます。 切除縫縮法は部分麻酔をして手術を行うので、通院のみで入院の必要はありません。但し、皮膚の柔らかさや大きさ、部位によっては手術可能な場合と出来ない場合がありますのでカウンセリングは重要です。
タトゥーの入った皮膚を囲むように最小限切除します。
切除した部分を縫縮します。
手術跡は徐々に目立たなくなっていきます。
失敗したアートメイク等切らずにレーザーで除去できます。1~2ヶ月に1回の治療で1~3回の治療が目安になります。