陥没乳頭・乳頭縮小手術

陥没乳頭

乳頭(乳首)が陥没した状態を「陥没乳頭」といい、乳頭を引っ張ると出てくる場合は「仮性」、出てこない場合は「真性」と呼びます。陥没乳頭は授乳に支障があるなどの機能的な問題や、汚れがたまって乳腺炎などの炎症を起こしやすくなるという問題もあります。医師の診断を受け、正しい治療を行うことをおすすめします。

手術方法

医師が陥没乳頭の程度をチェックし、状態に合わせた手術を行います。局所麻酔で行ない、所要時間は片側30~40分程度です。切開は突出した乳頭の付け根になりますので、傷跡はほとんど目立ちません。

  • 抜糸は1週間後に行ないます。
  • 抜糸までは圧迫を避けるためにきついブラジャーを使わないよう注意してください。
  • 入浴は抜糸当日から可能です。腰から下であれば手術翌日からシャワーを使えます。
  • キズを濡らすことができるのは手術後4日目からが目安です。
  • 手術後1~2ヶ月すると一時的に乳頭が硬く感じられることがありますが、これは傷が治る際の正常の経過です。硬さは自然に取れてきます。
  • 授乳に影響はありません。

乳頭縮小

生まれつき、または授乳により大きくなってしまった乳頭を小さくきれいな乳頭にします。医師が診断を行い、状態に合わせた手術を行います。手術時間は30分程度で傷跡は目立ちません。また術後、授乳への影響もありませんのでご安心ください。