スキンクリニック院長 石井 良典
昭和63年 日本大学医学部卒業
平成 4年 大宮スキンクリニック開院
- 日本臨床皮膚外科学会 認定医/理事
- 日本臨床毛髪学会 認定医/理事
- 日本抗加齢美容医療学会 理事
現在、おこなわれているわきが・多汗症の治療の中でも「キズが小さく確実な治療法」です。
「PMR法」は2000年に当院の院長である石井良典が、東京女子医科大学・若松信吾教授グループと共同で開発した方法で、その後スキンクリニック独自で手術方法、麻酔方法や器具を改良(SCカニューレ)して確立したわきが治療法です。現在、国内でおこなわれているわきが・多汗症の治療の中で「キズが小さく確実な治療法」として、大学病院でも注目を集めています。下の写真にあるSCカニューレは確実な効果を上げながら皮膚へのダメージを最小に抑える工夫を施し、独自に開発したものです。わきがの症状にあわせ切開部位や治療範囲を決め、SCカニューレで2大汗腺を確実に処理するのでニオイはなくなり、汗は確実に減ります。また永久脱毛効果もあります。
※小さなお子様がいらしゃる方等、片側のみの手術も可能です。
PMR法はアポクリン汗腺の状態にあわせて術式を選択します。
STEP1
PH調整された麻酔を使用します。体への負担が少なく痛みを確実に抑えるわきが治療専用の特別な麻酔です。この麻酔には他の組織を傷つけず汗腺組織を取り易くする効果もあります。最初に器具Aにより、脂肪を含む患部全体の汗腺組織を吸い出します。
当院は効果が高く、かつ切開が4~5mm前後と小さい「PMR法」を採用しています。下の写真は剪除法とイナバ式皮下組織削除法のカニューレと当院が使用している「SCカニューレ」を比べたものです。SCカニューレは小さい穴から手術ができ、効果も大変安定しています。切開が小さいということは、正常組織にできるだけキズをつけず、患部のみを取り除けるということです。
手術後1週間は安静が必要です。安静といっても重いものを持ったり、腕を上げたりしないようにするだけで、ひじから下は自由に動かせるので、簡単な家事なら当日、事務職などには翌日から復帰できます。回復具合を確認するために術後は3回程度の通院が必要となるのが基本ですが、患者様の予定を考慮し、スケジュールを組んで行きます。当院の「PMR法」でわきがの治療をおこなった場合。あくまでもモデルスケジュールなので、患者様の予定を考慮して作成します。
※シャワーは胸から下なら翌日から入れます。
スキンクリニックでは高い技術力で手術を成功させるだけではなく、豊富な症例をもとに充実したアフターケアをおこなうことで、 患者様との信頼関係を築いています。
「PMR法」でわきが・多汗症の手術をおこなうと、1ヵ月ほどで、ワキの下の皮膚が一時的に硬くなることがありますが、 3ヵ月~6ヵ月で元に戻ります。(その間、生活に制限はありません)また、多少の赤み等が出ることがありますが、必ず消えていきます。
さまざまな治療法と「PMR法」
選ぶ病院によって、採用している治療の方法はさまざまです。 信頼できる病院と先生にめぐり合えれば、わきが・多汗症は確実に治ります。 当院では、カウンセリングで、あなたの悩み、わきがの程度を確認し、手術方法、手術時間を詳細に説明し、 手術後の回復具合とあなたの予定を十分考慮してアフターケアまでしっかりとおこないます。 当院が開発したPMR法は、現在国内でおこなわれているわきが治療の中でも、 「キズが小さく確実な治療法」として、大学病院でも注目を集めています。
わきの下の皮膚をめくり、アポクリン腺をハサミで取ってゆく方法。最も一般的な方法ですが、傷跡が5~7cmと大きく、場合によっては入院も必要になります。またドクターの技術によって結果が大きく左右されます。他院で手術をし再発した方で、剪除法での再手術をご希望される場合は当院でも対応しています。
「脂肪吸引」と同じ機械・方法です。手術時間が短いというメリットがありますが、取り残しが多く、わきが、多汗症が再発することがあります。
ハンドピースという器具の先端の振動により、その衝撃でアポクリン腺を破壊します。一般外科で肝臓を切る時などに使われる「キューサー」といわれる超音波メスと同じ装置で、硬い組織を残して、柔らかい部分だけを壊す方法です。傷跡は約2センチですが、超音波によりヤケドを起こすことがあるため慎重に行なわなければなりません。永久脱毛効果はありません。
ローラーと刃のついた器具を用い、わきの下の皮膚の裏側を剥がし、皮膚を薄く削り取る方法。真皮の下層を削り取ることもできるので、エクリン腺も取れます。難しい手術のためドクターの技術によって効果が不安定で、術後の固定を厳密に行う必要があり、場合によっては入院が必要です。手術時間は1時間程度。傷跡は3~4cmほどです。
わきが臭は、自分では気付かずに周りに不快な思いをさせていたり、自分自身が臭いを気にしすぎていてさほどでもない場合とあります。 体臭は人種によっても異なり、欧米人では70~80%がわきが体質ともいわれますが、日本人はまだまだ体臭を嫌う傾向があるのは否めないですね。 日本人にわきが体質が増えてきた理由は、高脂肪、高タンパク質、高カロリーの肉類中心の食生活が一つ原因にあげられます。現在では日本人の10~15%わきが体質ともいわれています。そして、わきが治療のご相談に来られる方のほとんどが、家族の中の誰かがわきが体質ということです。わきが体質は遺伝します。
自分なりに体臭を抑えるなら、汗をかく部分を清潔に保つ、制汗作用のあるデオドラントスプレー、肉食から魚、野菜中心の食生活にし刺激物避ける等があります。しかしこれらは一時的なもので、わきが体質自体を根治するには専門の手術が必要になります。
病院によって採用している治療の方法は様々です。信頼できる病院と医師にめぐりあえれば、わきがは確実に治ります。当院ではカウンセリングでお悩みやわきがの程度を確認し、手術方法について詳しくご説明いたします。当院の採用している「PMR法」は、現在国内で行われているわきが治療の中で 「確実で最もキズが小さな治療法」として、大学病院でも注目を集めています。また手術後の回復具合とあなたの予定を十分考慮して、アフターケアまでしっかりと行います。
しかし、手術をしたからといって体臭がゼロになるわけではありません。体臭のない人間はありえないのですから。
長年悩んでいる方も多いと思います。そのような方もまずはDr.カウンセリングを受けてみてください。あなたの症状が「わきが」なのか「多汗症」なのか、もしくは普通の人と同じ体臭なのか診断します。そして速やかな治療方法をお教えします。
スキンクリニック院長 石井 良典
昭和63年 日本大学医学部卒業
平成 4年 大宮スキンクリニック開院
■わきが完治手術
[女性]330,000円(学割:297,000円)
[男性]385,000円(学割:330,000円)
※麻酔代、薬代、術後検診代(1ヶ月,3ヶ月,6ヶ月)等を含みます。
■他院での治療により再発した方の再手術(PMR法)
■ワキの汗止めボトックス注射